見方を変えれば、良かったのかも

「今年の夏は何点でしたか」とカーラジオが問う。
ガーン！夏らしいことは何もしていない！
でも見方を変えれば病気やケガも無く、
平穏無事な日々だった訳で、
これで良かったのかもしれない。

立場が変わると見方も変わる

格差社会で喘ぐ若者たちに、
『蟹工船』がブームだそうだ。
30年ぶりに読み返してみるが、
立場が変わると見方も変わってしまっている。
もう若くないさと言い訳をする……。

身勝手な立場

自分が運転していると勝手な歩行者に腹が立つ。
逆に自分が歩いていると勝手な自動車に腹が立つ。
立場が変わっても変わらないのは、
自分が正しいと思う身勝手さ。

秋風で知る身勝手

猛暑に辟易していたくせに、
涼しくなると行く夏を惜しんで寂しくなる。
天気予報で９月も厳しい残暑だと聞くとウンザリする。
秋風で自分の身勝手を知るのである。

効果的な秋風

今年の夏の猛暑で汗疹ができた。
市販薬もあまり効かず困っていたが、
もっとも効果的だったのが秋風だった。
涼しくなるとスッと痒みが消えたのである。

おまじないの効果

友人宅の猫が行方不明になって１ヶ月になると言う。
そこで『枕にお願いして３回叩く』というおまじないを教えると、
その翌日に猫が戻ってきたそうだ。
すごく感謝され菓子折りを貰った。
おまじないは効くのである。

好転のおまじない

毎度ご贔屓に与りありがとうございます。
猫目小僧の風の便りをご覧の皆様に、
日頃の感謝を込めまして本日は特別に、
人生好転のおまじないを伝授して差し上げたく存じます。
『溜息をつかない』……ぜひお試しください。

話が好転する

以前、自動車の買い替えで悩んでいると書いたが、
話が好転し、会社の車を貸与されることになった。
出費の先延ばしになり、とても助かる。

思い出話

お盆に親兄弟が集まって食事会をする。
酒が進むにつれ、子供時分の寝小便などの粗相話に花が咲く。
禁酒して以来、素面でそういう話を聞かされるのはとても恥ずかしい。

ネタを思いつく

運転中にネタを思いついてもメモが書けないので、
ボイスレコーダーで録音することにした。
ところが再生して聞く自分の声の、
あまりのマヌケさが、とても恥ずかしい。

老眼をネタにする

同年齢の明石家さんまが携帯メールを見るとき、
笑っているようだと老眼をネタにしていた。
所ジョージやアグネス・チャン、
ビル・ゲイツも僕と同い年だそうだ。
まだまだ若いつもりでいるのですが…。

すすむ老眼

レンタルショップに行って、
ＣＤを探すのだが曲目が見えない。
聴きたかったタイトルを忘れてしまう。
年をとるということは、
細かい事に拘るなという啓示かもしれない。

物忘れがすすむ

物忘れがすすんできつくなったので、
何でもメモを書くようになったのだが、
今度はそのメモを忘れてしまう。
ありきたりな話が現実になる。